糸を使わない”無結紮（むけっさつ）手術”を実施しています

 

当院の外科手術では血管シーリング専用の最新鋭システムを導入しており、
血管を確実にシールし、離断することが可能です。
このシーリングシステムは糸で結紮した場合と同等の安全な血管閉鎖が可能です。

これにより、体内に残す糸を最小限〜皆無にすることができ、
手術時間も約３分の１に短縮できるので、動物の負担・痛みを減らす事ができます。

さらにミニチュア・ダックスフントなどのアレルギー好発犬種に起こる
厄介な術後の縫合糸肉芽腫（縫合糸反応性肉芽腫）を回避することができます。

縫合糸肉芽腫とは、手術の際に使用された縫合糸が
原因でおきる肉芽腫のことを言います。
意外にこの病気は多いものです。

どのような犬種でも起こりえる病気ですが、
ミニチュア・ダックスフンド、シーズ、
マルチーズ、トイプードル、などで報告が多くあります。

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